フットゴルフとは?

サッカーボール(5号球)を使って、ゴルフ場に作られた18ホールもしくは9ホールを、ゴルフとほぼ同じルールでプレーするのがフットゴルフです。サッカーとゴルフという人気スポーツをミックスしたフットゴルフの拡大は早く、自称「史上最速で発展している新スポーツ」です。

球を入れるのはゴールではなく、通常はグリーン横やラフなどに設置されたバケツ大の穴です。ゴルフのカップは直径108mmですが、フットゴルフは約4.7倍の直径50~52cmです。広大な天然芝の上でサッカーボールを蹴る爽快感は格別です!

フットゴルフの歴史

サッカーボールを使ってゴルフをするという発想は昔からありましたが、それを競技として確立したのはオランダ人のミハエル・ヤンセン(Michael Jansen)とバス・コルステン(Bas Korsten)の2人です。

サッカー選手が練習を終えた後、ロッカールームになるべく少ない打数でボールを蹴り込むという遊びをしているという話から着想を得た2人は、2008年にオランダでプロサッカー選手を集めて初のフットゴルフ大会を企画します。翌09年には第1回「オランダ選手権」を開催し、徐々にフットゴルフのルールや服装を固めていきました。

子供から大人まで楽しめる

日本フットゴルフ協会の公式アンバサダーは、人気漫画『キャプテン翼』の原作者である高橋陽一さんです。高橋さんは60歳を過ぎた今も、豪快なキックでフットゴルフをプレーします。定期的に開催される「高橋陽一カップ」には、家族連れやサッカー少年たちが多く訪れます。ゴルフ場で小さな子供がボールを蹴りながら歓声を上げている光景は、このスポーツの将来性を物語っているようですよ!

ワールドカップ

国際フットゴルフ連盟(FIFG)が設立された2012年に8カ国77選手(アルゼンチン、ベルギー、ギリシャ、ハンガリー、イタリア、メキシコ、オランダ、米国)が参加した「第1回ワールドカップ」がハンガリーで開催されました。

その後、アルゼンチンで第2回(16年1月/参加26カ国)、モロッコで第3回(18年12月/参加33カ国)が開催され、第4回は日本で20年9月に栃木県さくら市にあるセブンハンドレッドクラブで開催予定でしたが、新型コロナウイルス感染拡大の影響で1年延期された後、21年1月には開催中止が発表されました。

初めてプレーしたときから楽しめるのがフットゴルフの魅力です。
少しでも興味が湧いたら、まずは体験してみるのが一番です!

監修:日本フットゴルフ協会

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